敗北/厳寒/読書は旅
2010年2月17日 日常 コメント (6)結論から申しますと、わたしはヒヨドリに負けました。あいつらの頭は思ったよりも小さく、鳥かご（モドキ）の桟の間に楽々と出し入れできるサイズだったのだ。朝、様々な場所に刺した蜜柑を、夕闇の庭に探すがどこにもない。脱力のあまり、メジロに蜜柑を与える作業も正直イヤである。
敗北。
先日、70階のレストランで食事する機会があった。眺望が楽しみだったが、窓の外はミルク色。天候の悪さでどこもかしこも白い。それでもぼーっと外を眺めていたら、虫のようなごみのような細かいかけらが黒く空を舞う。灰…まさかね、とさらによく見たら雪だった。白い空を舞う雪の影は黒い。
厳寒。
四女トムースカ（最近ロシア風に呼び合うのがむさ家で流行っている）に長い本を読んでいる。「エラゴンー遺志を継ぐ者ー」という児童書だが、とても長い。シリーズ1を終えたらシリーズ2・3は各上下巻で待っている。眠る前に読むのだが、自分が寝付いてしまいそうになる危険な書だ。睡眠誘惑に打ち克って犬の散歩や家事のあれこれを終えた後、風呂の中では嵐山光三郎の「追悼の達人」という本を読んでいる。横浜の目立たない場所にひっそりと戦死外国人の墓地がある。墓碑に記された文章は決まり文句であることが多いが、時々ハッとする悲しい言葉に出会うことがある。この本を読みつつ自分の墓に記される文章を夢想する。「我慢強いふりをして、相当わがままに生きた」。こんな感じ。
読書は旅。
敗北。
先日、70階のレストランで食事する機会があった。眺望が楽しみだったが、窓の外はミルク色。天候の悪さでどこもかしこも白い。それでもぼーっと外を眺めていたら、虫のようなごみのような細かいかけらが黒く空を舞う。灰…まさかね、とさらによく見たら雪だった。白い空を舞う雪の影は黒い。
厳寒。
四女トムースカ（最近ロシア風に呼び合うのがむさ家で流行っている）に長い本を読んでいる。「エラゴンー遺志を継ぐ者ー」という児童書だが、とても長い。シリーズ1を終えたらシリーズ2・3は各上下巻で待っている。眠る前に読むのだが、自分が寝付いてしまいそうになる危険な書だ。睡眠誘惑に打ち克って犬の散歩や家事のあれこれを終えた後、風呂の中では嵐山光三郎の「追悼の達人」という本を読んでいる。横浜の目立たない場所にひっそりと戦死外国人の墓地がある。墓碑に記された文章は決まり文句であることが多いが、時々ハッとする悲しい言葉に出会うことがある。この本を読みつつ自分の墓に記される文章を夢想する。「我慢強いふりをして、相当わがままに生きた」。こんな感じ。
読書は旅。
コメント
一辺が４０ｃｍもあれば、さすがに中心にはくちばしは届かないんじゃない？
ちゃんと学習しているわよ！私。
ところで、春になったら餌付けは冬までお休みするのが野鳥のためみたいよ。
餌が豊富な時期に餌付けをすると自分で餌を探す習性を忘れてしまって、餌付けをしてくれる人のいないところへ移動した際に、餌がなくて死んじゃう事もあるんだってさ。
うちも餌付けしたいけれども、小鳥ホイホイになっちゃうからなぁ。
（うちの前のうちが餌付けをしていて、お客さんが度々犠牲になってるわよ！バカ猫等め！）
やっぱり野良猫だけでなく野良鳥にもエサをあげたらいけないのね。子どもたちと一度そんな話をしたんだけど、なぜいけないのか誰も知らなかったので、そのままになっていたの。
子どもにはホントのこと言って「やめようね」って簡単にできるけど、年取った子どものほうが厄介よ。駄々こねそう、すっごく。
それ思ったのよ。
書かなかったけれども、「親方が納得するかは疑問ですが」と（笑）。
もちろん、冬の餌付けはＯＫだからね？
工場のお隣の大家さんのお宅の垣根がね、秋から冬にかけてものすごくたくさん赤い実のなる木でね、毎年冬になると“お客さん”がすごいの！
そんな風に、小鳥が好む実のなる木を増やすのもいいわよね。
うちは“小鳥のお土産（糞）”から山椒と南天の木が生えてね、それをまた小鳥が食べに来ているの。
どこのお庭にお土産を配っているのやら。
スズメにえさを撒いていました。そして集まってくるスズメを
眺めながら朝ごはんを食べ「さぁ行くぞー行くぞー」と
気合いを入れていました。
そうしてひとしきりテレビの中の国母選手をかばい
（いいじゃんなぁ、ほっといてやれよ）「さぁ行くぞー
行くぞー」とまた気合いを入れ、お茶を飲み、
「さぁ行くぞー行くぞー」とまた力強く言い
（一体いつになったら行くんだい？）とわたしが心の中で
疑問に思った頃、出かけてゆきました。
あの人は天の邪鬼です。
昨日、現場で邪魔になっている万両と千両をもらってきたよ。
これで来年の餌やりは自然派に…ってだんだん誰かさんみたいに
「段取り屋」になってきちゃうじゃないのよ。