楽しいいたずら

2010年6月14日 日常
昨朝、親方と一緒に出勤するあーたんを駅まで送って行った。そしてそのまま野菜直売所へと向かった。安くて新鮮な野菜に出会うのは理屈抜きにうれしい。15分ほど車で走って現地に着き、簡素な屋根の下に並べられた野菜の間を生き生きと選びまわっている客に交じり品物を選んでいく。時々、行きずりの客同士、多すぎる野菜を分け合って料金を折半したり、料理法を尋ね合ったりする。気楽でいいものだ。家に帰ってから、気に入って買った野菜を洗ったり切ったりゆでたり炒めたりして食卓に並べる。ヘルシーさに厳しいむすめたちが、もぐもぐ一生懸命に食べている顔を見る。この一連の行為がストレス発散につながる。

買い物の後、保護林を有した公園にふらっと寄った。1~2時間ほど親方を引きまわす。気ままに寄ったのでお昼ご飯を持っておらず、公園内に売ってもいない。移築した古民家を中心に様々な活動がおこなわれているようで、昨日はどこかの団体が炊き出しをしていた。自然の中で芋煮とおにぎりを食べているところを見せつけられる。ものすごくお腹がすいてしまった。仕方なしに親方と二人、桑の実を食べる食べる。通りすがりの子どもらも巻き込んでまた食べる食べる。二人とも手が赤紫に変わるまで食べても、桑の実じゃあお腹いっぱいにはなれなかった。

帰り道、牧場直営ジェラートの看板に釣られて寄り込み、350円を支払ってダブルコーンのジェラートを食べる。親方はアーモンドとミルク、わたしはクリームチーズとラムレーズン。上質のアイスは食べ終わった後ものどが乾かない。この店のジェラートは合格。また来ようと思い、カーナビに地点登録する。

結局、桑の実とジェラートでは腹の足しにはやっぱりならず、帰宅してあーたんに作った弁当の残りを食す。そのあと、親方は昼寝。わたしは内緒で父の日用のプレゼントを買いに行った。軽トラック用のシートカバー。親方は随分前に買ったばかりのシートカバーをなくしていた。彼曰く「材木屋に使われているのがきっと俺のカバーだ。きっとそうだ。」と何度も言っていた。買いましょうよ、と言ってもなぜかいいよいいよと買いたがらなかった。でもニュースで「夜半から雨が降り始めます」と言っていたから、前倒しで今日買って掛けておいてあげれば、きっと喜ぶだろうと思ったのだ。シートカバーの四方八方にゴムの紐を結び付け、ぴったりと荷台を覆っておく。そして隅に名前を記入。名前の隣にワニクマのイラストを子どもらに書いてもらおう。

親方がプレゼントに気が付いたのは、深夜2:00だったようだ。

雨が降ってる!と思ってガレージに見に行ったら、カバーがかかっておりびっくりしたとうれしそうに話してくれた。父の日のプレゼントだよーと笑うと照れていた。最近、親方にいたずらばかりしている。とても楽しい。

みなさんは気が付いたかしら。このカバー、実は親方のためだけでなく、あたしのためにも買ったんだってこと。この間、電機屋に行く時、まいったからねー。

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