税理士が来るというのに、データの入力が完璧じゃなかった。立て続けにここに投稿してる場合じゃなかった。昨日は夜中の2:00までかかっていろいろ支度した。2:00近くに打ち込んだデータに「71884円 ウニクロ 作業着代」とあったが、正しくは「材木屋 材料代」だった。そんな高い作業着ない。睡魔に操られて打ち込んだデータが他にもあるのに違いない。おそろしい。
税理士はちゃちゃっと仕事して、学生の頃にした旅の話をたくさんして帰って行った。日本の都道府県は和歌山・島根・沖縄以外すべて行ったそうだ。原付バイクや自転車で箱根越えしたエピソードとか、とある知床の滝(今は世界遺産につき立ち入り禁止)によじ登ったファイト一発!ストーリーなどなど。わたしは持ちうるすべての想像力を駆使して聞いていた。楽しかった。
「あたしの自転車あげようか~」と帰り際に見せてあげた。しばらくわたしは自転車をかわいがってあげられなそうだから、この人に乗ってもらおうかなと気まぐれに声をかけたのだけど、のってこなかった。
さぁ今度は湖の家のことを終わらせるんだ。18日が引き渡しの日。ちょっと手直ししに行かねばならぬ箇所がある。
それが終わったら父と母のこと、そして実家の片づけ。そして何より親方と子どもらを大切に暮らす。今年が始まって半分過ぎた。ダイナミックにお金が飛んでいく。そういう巡りの年ってある。生活はつつましくつつましくいよう。
最近、さかんにひとりの男性を思い出す。
彼は天野忠さんの詩「静かな夫婦」が好きだった。14年前、ちょうど今のわたしと同じくらいの年の頃からおととしくらいまで、いろいろな作品を紹介してもらった。庶民的でありながら気高く、深い懐と厳しい皮肉、という風に、さまざまな顔を持つ天野忠さんの作品をわたしもすぐに気に入った。ただその「静かな夫婦」には素直に共感できなかった。空気のような水のような夫婦に早くなりたいってなにさ、なんてつまらなく思った。思う通りの生活ができていなかったひがみのせいかも。
今はすごくよくわかる。静かな夫婦になりたいっていう気持ち。その詩を教えてくれたその人も奥さんと、なにがあっても動じない、固い絆で結ばれた、絶対的な安心を与えてくれるパートナー同士に早く成長したかったんだなぁと思う。好きとかなんとか言葉で伝えなくても判りあえる人が家族だったら本当に楽。親方と知り合ってまる2年。やっと3年目に突入したわたしらは「静かな夫婦」にほど遠い。
近々彼にメールしてみよう。長いことかかったけど、そういう気持ちにやっとなった、やっと言わんとしていることがわかった気がするって。合ってる?って。
税理士はちゃちゃっと仕事して、学生の頃にした旅の話をたくさんして帰って行った。日本の都道府県は和歌山・島根・沖縄以外すべて行ったそうだ。原付バイクや自転車で箱根越えしたエピソードとか、とある知床の滝(今は世界遺産につき立ち入り禁止)によじ登ったファイト一発!ストーリーなどなど。わたしは持ちうるすべての想像力を駆使して聞いていた。楽しかった。
「あたしの自転車あげようか~」と帰り際に見せてあげた。しばらくわたしは自転車をかわいがってあげられなそうだから、この人に乗ってもらおうかなと気まぐれに声をかけたのだけど、のってこなかった。
さぁ今度は湖の家のことを終わらせるんだ。18日が引き渡しの日。ちょっと手直ししに行かねばならぬ箇所がある。
それが終わったら父と母のこと、そして実家の片づけ。そして何より親方と子どもらを大切に暮らす。今年が始まって半分過ぎた。ダイナミックにお金が飛んでいく。そういう巡りの年ってある。生活はつつましくつつましくいよう。
最近、さかんにひとりの男性を思い出す。
彼は天野忠さんの詩「静かな夫婦」が好きだった。14年前、ちょうど今のわたしと同じくらいの年の頃からおととしくらいまで、いろいろな作品を紹介してもらった。庶民的でありながら気高く、深い懐と厳しい皮肉、という風に、さまざまな顔を持つ天野忠さんの作品をわたしもすぐに気に入った。ただその「静かな夫婦」には素直に共感できなかった。空気のような水のような夫婦に早くなりたいってなにさ、なんてつまらなく思った。思う通りの生活ができていなかったひがみのせいかも。
今はすごくよくわかる。静かな夫婦になりたいっていう気持ち。その詩を教えてくれたその人も奥さんと、なにがあっても動じない、固い絆で結ばれた、絶対的な安心を与えてくれるパートナー同士に早く成長したかったんだなぁと思う。好きとかなんとか言葉で伝えなくても判りあえる人が家族だったら本当に楽。親方と知り合ってまる2年。やっと3年目に突入したわたしらは「静かな夫婦」にほど遠い。
近々彼にメールしてみよう。長いことかかったけど、そういう気持ちにやっとなった、やっと言わんとしていることがわかった気がするって。合ってる?って。
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