ここ何年も使っていなかった鋳物の鍋を、棚の奥から引っ張り出す時、隙間に落ちていたタッパーを見つけてハッとする。去年の暮れに100円ショップで、おせち料理を保存するために買ってきたものだった。今年ももうじき終わってしまうんだなぁ。ついこの間まで夏で、暑くて暑くてたまらなかったのに。
毎年毎年、金木犀の咲く頃、なんとなく人恋しいような甘い気持ちになっていたわたしも、今年あたりはついにそういうのを本格的に廃業できた模様。だって、本当に植物は律儀。必ず来年も会えるんだもの。花期の短さを切ながる理由がない。
センチメンタル廃業、と思うものの、珍しい人と数年ぶりに待ち合わせて、木犀満開の木立の中を散歩した。持参したブルボンのクッキーとペットボトルのお茶を飲みながら、野原のテーブルで談笑。はしゃぐその人に、自分の最近を語らずに済ませた。つくづく身の上話が面倒だ。ここをうっかり読んでしまう方たちだけが「あっそう、近頃そうなんですか」と思ってくれると本当にそれで満足。
表を歩くと知った顔にしょっちゅう出合うようになったこの町で、また「あの」自転車http://43206.diarynote.jp/200612210841010000/にまたがって、忙しく平和に暮らしています。もちろん安全にまたがって。
画像:ボン子のナニーはクマちゃんです。
毎年毎年、金木犀の咲く頃、なんとなく人恋しいような甘い気持ちになっていたわたしも、今年あたりはついにそういうのを本格的に廃業できた模様。だって、本当に植物は律儀。必ず来年も会えるんだもの。花期の短さを切ながる理由がない。
センチメンタル廃業、と思うものの、珍しい人と数年ぶりに待ち合わせて、木犀満開の木立の中を散歩した。持参したブルボンのクッキーとペットボトルのお茶を飲みながら、野原のテーブルで談笑。はしゃぐその人に、自分の最近を語らずに済ませた。つくづく身の上話が面倒だ。ここをうっかり読んでしまう方たちだけが「あっそう、近頃そうなんですか」と思ってくれると本当にそれで満足。
表を歩くと知った顔にしょっちゅう出合うようになったこの町で、また「あの」自転車http://43206.diarynote.jp/200612210841010000/にまたがって、忙しく平和に暮らしています。もちろん安全にまたがって。
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